字幕は作品の魅力を深く理解するためのコネクタ
木ノ下歌舞伎「摂州合邦辻」公演が終わり、字幕を利用してくださった方たちとの座談会で色々な感想を聞かせていただく機会を得ました。みなさん、どれも素晴らしい感想で心が温まりました。
多くの方が「作品の理解度が深まる字幕だった」といってくださいました。
字幕そのものに感動させる力はない。字幕は、作品と観客を繋ぐ接続パーツに過ぎない。でも、その接続パーツの良し悪しによって作品が持つエネルギーを観客に深く伝えることができるかどうかが変わってくる。このことが「理解度」という言葉で表されているんだと思う。
終わったばかりだというのに、みなさん、もう再演を楽しみにされていました。
本当に素晴らしい作品でした。