私たちは、だれもが舞台芸術を鑑賞できる新しい社会を提案します
長年、知らず知らずとはいえ、結果的に劇場という空間は障害のある人たちを排除してきました。見えないや見えづらい、聞こえないや聞こえづらいといった障害のある人は、劇場に「訪れない」のではなく、「訪れることができない」が正しい現実です。




必要なのは「鑑賞サービスをデザインする」人材
一方的な支援を提供するのではなく、「どうすれば障害のある人も鑑賞できるのか」「何が障壁になっているのか」といった課題を、その人にとって必要な形「=サービス」にして提供していくための計画を実現していくことができる人材が必要です。
鑑賞サービスとは、より多くの人が舞台芸術を鑑賞できるようにするための工夫です
サービス(service)とは、その人にとって「役に立つ」という意味で、デザイン(design)とは、「目的を達成するために設計・計画する」ことです。
「情報や場所に到達するまでの接続・移動」「鑑賞時の情報」「コミュニケーション」の3つのサービスをトータルにデザインして提供することで、だれもが参加できる環境をつくります。